2週間 | タマさんが来た

2週間





通りいっぺんの言葉ではありますが、


亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、

被災された皆様、そのご家族の方々に対しまして、心よりお見舞い申し上げます。

併せて 被災地で昼夜を問わず救助をはじめ、

災害対策にお力を注いでおられる皆様に 深い敬意の意を表します。



今、気になるのは みんなの無理。


こういう時は 何かをしないと動かない自分を責めてしまいがちになる。




被災地でもきっと けがや病気のない人はそう思ってしまう人が多いのではないだろうか。




被災地以外でも 募金箱やチャリティーの呼びかけをスルーする瞬間。


後ろめたさを感じる人が多いと思う。




かく言う私がそう。


見えないところで何をしているのか、何もしていないのか


ほかの人はわからないはずなのに 何もしないその瞬間の自分を責めてしまうのだ。




阪神の震災時は 必死でしばらくは何も考えず動いていた。


が、落ち着くと落ち着いている自分が許せなり その気持ちにがんじがらめにされていた時期があった。




JRの脱線事故の時 後方車両に乗っていたのに


あまりの恐怖にその場を逃げだした。


会社に行っても 家族に会っても乗っていた事は誰にも言わなかった。 


ずいぶんと長い時間 逃げた自分を責め続けた。




元気な人は その元気を蓄えて


元気のない人に元気のバトンを渡せばいい。




その人が少し元気になったら


そのバトンを誰かに渡せばいい。




休む時なんか ないかもしれない。


でも もし座る時間ができたなら


ほんの少しでも休んで欲しい。




元気な人まで 元気じゃなくなるのが 今いちばん気がかりな事。




私はここにいます。


誰のために 何ができるのかわかりませんが


今、私にできる事をしながら ここにいます。


そしていつでも貴方に元気のバトンを渡せるよう準備をしています。